Der Untergang

(邦題: ヒトラー 〜最期の12日間)
ようやく最初から最後まで見ることが出来た。
以前 WOWOW で観て気になってた1作。

気になってから Wikipedia などで調べたところ

これまで極悪人とされてきた独裁者ヒトラーを人間的に描いたことにより、アメリカやイスラエルユダヤ団体から猛烈な抗議を受けるなど、世界中に賛否両論を巻き起こした

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC_%E3%80%9C%E6%9C%80%E6%9C%9F%E3%81%AE12%E6%97%A5%E9%96%93%E3%80%9C

とありましたが、私が WOWOW で観たときはちょうどヒトラーの自殺部分からだったのでよくわからなかった。
なので今回しっかりと全部見てみると確かにかなり人間的。実際のヒトラーが人間的ではなかったかどうかはまだ調べてないので知らないが、この作品の中のヒトラーは哀れみも感じさせた。

基本的にお涙頂戴だけの内容だったり、感動シーンだけを見せるような物は大嫌いなんだが、この作品は戦争の悲惨さ (敗残兵の末路など) をダイレクトに映像にしていたので好きです。
その中でも調べてみる限りでは、人道的な行動しか見えなかった教授 (エルンスト・ギュンター・シェンク教授) は実際には300人の人間を人体実験で殺したりなどしたそう。まあ実際にそれは過去の話で、この "最期の12日" という期間では人道的な行動をしていたのか、もしくは映画用の設定なのか、その人体実験の情報が間違っているのかとかそういうことはわからない。

とりあえず、好きな映画の一つになった。